こんにちはもめんです。
今回はキャンプでの野生動物対策について解説していきます。
私はキャンプ初心者の頃、動物対策をせずにアライグマに寝込みを襲撃されたことがあります、、、。5〜6匹に囲まれ、テントの中まで入ってきました!
すぐにネットで対策を調べて大事には至りませんでしたが、非常に怖かったですね、、、。
キャンプを始めたばかりの人がこんな思いをしないためにも、野生動物に襲われないために最低限した方がいい対策をまとめてきます。
目次
そもそもどんな動物がいる?
キャンプ場でよく見かける危険度の低い野生動物
キャンプ場に多い山の中では多くの野生動物が生活しています。
中でもよう見かけるのは次の種類です。
①猫
攻撃性はそこまで高くないですが、食べ残しやゴミを漁りにきます。
野生の猫は他の野生動物同様に感染症を持っていたりする可能性もあるので、安易に触らない用にしましょう。(触ったら必ず手洗い消毒を)
②たぬき
攻撃性はそこまで高くありません。
餌を求めて食べ残しやゴミを漁りにきます。
家族単位の群れで行動することが多いため、1頭見かけたら他にも数頭いる可能性が高いです。
③アライグマ
たぬきとは、目元の模様や尻尾の縞模様を見ると見分けがつきます。
アライグマも攻撃性は高くないですが、食べ残しやゴミを漁りにきます。
遭遇したらヤバい!危険度の高い野生動物
先で紹介した動物はどれも攻撃性が低く、遭遇してもそこまで危険ではありません。
ですが、野生動物には遭遇するとかなり危険な生物もたくさんいます。
次はそんな遭遇すると危険な野生動物を紹介していきます。
①熊
臆病な動物ですが、身の危険を感じると襲ってきます。
体長は大人の熊であれば人間同等もしくはそれ以上にまでなるため、いざ襲っていきたら太刀打ちできません。
②猪
熊ほど体長が大きくなくても、突進されれば骨折は免れないです。それでは済まない場合も、、、。
対策さえしていれば、基本的には臆病な動物なので襲ってくることは少ないです。
③野犬
ペットで飼われることも多いため、可愛くて撫でたくなりますが、噛まれると狂犬病になる恐れがあるのでかなり危険です。
最低限するべき対策3選!
野生動物対策について、「何からするべきかわからない」という方に向けて、最低限やるべき対策を4つ紹介します。
これから紹介するものは、「時間、手間、お金」がかかるものではないので襲われないためにも実践しましょう!
整備の行き届いたキャンプ場を選ぶ
なるべく整備の行き届いたキャンプ場を選ぶようにしましょう。
「整備が行き届いている=人の気配」となるので、野生動物は近寄りづらくなります。
危険度の高い熊や猪は特に臆病な動物なので、人の気配があるところにはあまり近寄りません。
整備の行き届いてるのはもちろんですが、近くに住民のいるようなキャンプ場や、利用者の多いキャンプ場は人の気配が強いのでおすすめです。
食べ物を放置しない
食べ物は放置せず、クーラーボックスなどの匂いが漏れずらいものの中に収納しておきましょう。
就寝中はクーラーボックスに入れた状態でテント内に収納するか車内に入れておくと良いです。
食べ物の放置は非常に危険で、最も野生動物を引き寄せると言っても過言ではありません。
というのも、野生動物がキャンプ場にくる理由のほとんどは餌探しです。
放置されている食べ物は格好の餌食になります。
ゴミを放置しない
食べ物と同様に、クーラーボックスに入れたり、口を縛って匂いが漏れないようしましょう。
食べ残しや、食べ物が入っていた容器、空き缶などは匂いが出て野生動物を引き寄せます。
実際、私がアライグマに囲まれた時は、ゴミが目当てのようでした。口は縛っていたものの匂いが漏れていたようで、クーラーボックスに入れることで対処できました。
不安な方は口を縛るだけでなく、クーラーボックスに入れることをお勧めします。
可能であればやるべき対策
対策グッズを使う
獣避け香(獣用の蚊取り線香)、熊よけの鈴などは用意しておくと良いでしょう。
獣避け香は蚊取り線香とは違い、獣が嫌うトウガラシの成分が含まれています。野生動物対策であれば、蚊取り線香ではなく獣避け香を使うようにしましょう。
焚き火の火を絶やさない
焚き火の火を絶やさないことも野生動物対策になります。
動物は基本的には火を嫌います。テントサイトに火が上がっているだけで野生動物は近づけません。
しかし、注意しておきたいのはキャンプ場のルールです。就寝時は焚き火を消火するというルールがあるところも多いので、そこはルールに従いましょう。
管理人が24時間対応可能なキャンプ場を選ぶ
野生動物が現れるのは基本夜です。もし何かあったときにすぐに対応してもらえるように、24時間対応だと心強いです。
対策をしないとどうなる?
命の危険がある
前で説明した危険度の高い野生動物に遭遇してしまうと命の危険があります。
熊や猪はもちろん、狂犬病やその他の感染症など、気づいたときにはもう手遅れになるので、事前に対策しておくようにしましょう。
他のキャンパーさんに迷惑をかける
自分の危険だけを考えがちですが、自分が対策せずに野生動物を引き寄せたら他のキャンパーさんに迷惑(危険)をかけることになります。周囲でキャンプをしている人を危険に巻き込むことになります。トラブルを避けるためにもこの考えは忘れずにいましょう。
また、周囲にキャンプしている人がいなかったり、貸切であったとしても同じです。
餌を探している野生動物は、1度餌にありつけたキャンプ場があると、何度も狙ってくるようになります。つまり、自分が対策を疎かにすると、その後同キャンプ場を利用する人に迷惑をかけることになるのです。
もし野生動物に出会ってしまったら、、、
熊の場合
熊は臆病で、自分から攻撃をしてくることはあまりありません。
遭遇したら、目は離さず(睨まない)に静かに離れましょう。ストレスを与えると危険を感じて攻撃してくることがあります。
また、最初から攻撃してくる場合は捕食対象として見られている可能性が高いです。その場合は即建物に逃げましょう。熊よけのスプレーを持っている場合は活用して追い払いましょう。(もし追い払えてもまた襲ってくるかも知れないので即避難する。)
もし避難している際に食べ物や荷物を取られたりしたら、無理に取り返しに行くのは絶対にやめてください。熊は一度奪ったものは自分のものと判断するので、取り返されると攻撃してきます。また、非常に賢いので追ってきたり、先回りしてくることもあります。勝ち目がないので非常に危険です。
猪の場合
熊同様に、臆病なので自分から攻撃を仕掛けてくることはありません。
話し声や物音で逃げていくので、少し会話したりして猪に逃げてもらいましょう。
ただ、いきなり大きな声を出すと驚いて攻撃をしてくることがあります。刺激はしないようにしましょう。
もし攻撃をしてきたら、急所を守るようにしましょう。猪の場合は太ももの内側あたりが危険です。そして絶対に反撃はやめてください。反撃する限り、攻撃をしてきます。
猪は高い所得の攻撃手段を持っていないので、木の上や塀の上に避難するようにしましょう。
野犬の場合
遭遇したらまず目を逸らしてください。目を合わせると敵意と捉えられることがあります。
また、逃げる獲物を追う習性があるため、走って逃げるのはやめましょう。まずは動かずに、少しずつ距離をとりましょう。(背中は向けない。)
大声も刺激になるので絶対にやめましょう。
猫やたぬき、アライグマの場合
自分のキャンプサイトに出てきた原因を探しましょう。食べ物、ゴミの放置がほとんどです。それらをしまえば自然と離れていきます。
ここで注意したいのが、可愛いからと言って餌をあげてしまうことです。何度も戻ってきたり、次の利用者にも迷惑をかけることになります。
まとめ
危険な野生動物に遭遇すると命の危険もあるため、最低限できる対策はやっておきましょう。
また、遭遇した際の対処法も覚えておくことで襲われるリスクが下がります。自分の命を守るためにも確認した上でキャンプをするように心がけましょう。